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不定期更新。 用法用量を守って正しくご覧ください。 (run on 070201) NPO = Nil per os. means "nothing through by mouth"
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に三月半ばに。
第一内科(内分泌糖尿病呼吸器消化器肝臓アレルギー内科)
の実習も二周目に入って、平穏に暮しております。
雰囲気にも慣れてみるとやっぱり内科は面白いなー。
受け持っている患者さんが感染症なのもありますが、
感染症は面白い。目の前で日に日に患者さんがよくなっていくのがわかりますし、
急性疾患なのでそれなりに緊迫感もあり。
遣り甲斐を感じます。
といって慢性疾患が遣り甲斐がないというわけではなく。
じっくりと付き合いながら管理していく糖尿病なんかも好きです。
腫瘍は評価が難しいですねー。
治療の流れだけみると感染症に近い気もしないでもないですが、
経過とともによくなっていくとは限らないところが慢性疾患の憎いところで。
それだけにやりごたえもあるわけでー。
うむむ。
自分が将来どういった道を選ぶのかはまだちょっと悩んでおります。

夢は総合内科で開業ですけどねー(笑)
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昨日はAdvanced OSCEの試験がありました。
このオスキーは共通機構のやっている全国必修のものではなく、
うちの大学が独自にやってきているものです。
まあ基本的には共通のBasic OSCEで見られないような高度な技術を
習得できているかどうか見るということなのですが、
試験の内容は

・心電図モニターの診断
・神経診察
・病名告知

の三本。んがくっく(違)
病名告知以外は特に高度というわけじゃないのですが、
Basicでやりきれなかったところをやる、という感じでしょうか。
ネタとしては病名告知が面白いので取り上げてみんとす。

ネタとしては毎年CML(慢性骨髄性白血病)かHIV感染、クローン病が使われ、
受験者はこのうちどれかがランダムであたります。
私はHIVでした。
シチュエーションは色々あるようなのですが、
HIVの私の当たったシナリオでは、
近医でわたされた「HIV陽性のため精査お願いします」という紹介状を持って、
若い男性(女性)が総合診療部外来を訪れます。
そこで外来初診医師として医療面接をしなさい、という状況。
まあ若干無理があるような気がしないでもないですが(総合診療部で告知するなら普通の外来ではなくもうちょっと良い部屋を使うのではないだろか、とか)
頑張ってやりましたとも。
ちょっと緊張して早口でしたが。
しかし模擬患者さん(篤志の医学部1年生)に治療の副作用について聞かれた時は、
正直何も思いつかず固まってしまいました。
よく考えればアレルギーや肝障害なんかはどんな薬にだってあるんだし、
副作用のない薬はないんだからそのように説明すればよかったんですが、
突然のことに思考はフリーズ。
先生にもその点は注意するように言われてしまいました。
まあそれで落第ということはないんですが。

教訓。
医師は自分が知らないことでもハッタリかまして答えられなければならない。

勉強になりました(何か違うような)。


追伸。
神経診察では髄膜刺激徴候を診察するように言われて、
個人的にはTFCやレジデントノートなどで言われているように
陽性率の高いneck flection testと頚振り試験を行い、
髄膜刺激症状をrule outするという流れでやったのですが、
審査項目的には最初から項部硬直とケルニッヒサインをやってほしかったようです。
頭の中に髄膜刺激徴候というとneck flection testしか思い浮かばなかったのですが、
先生に言われてそういえばケルニッヒ徴候なんてあったなあと思い出しつつ、
neck fletion testが陰性ならやるつもりでしたと豪語。
意図的にそうしたんだね~と先生を納得させておきました。
うわぁやるな俺。

教訓その2。
髄膜刺激徴候はJolt accentuation(陽性率97%)neck fletion test(同81%)でまずrule out
テスト陽性なら特異度の高い項部硬直、ケルニッヒサインでrule in。
この流れ、髄膜炎の鑑別では実は隠れたベストチョイスのはず……。
今日色々医局でダベっていたら薬剤の名前の話になりこんなネタが……
うろ覚えなので色々付け加えたり変形した部分もありますということでご了承を。




楽屋ネタの冗談です。笑えない方はスルーよろ





一般名:ムンテラマイシン
商品名:ありがたいおことば
    神の声、など
適応症:あらゆる疾患に効果がある
    良好な医師患者関係がある場合著効する

用法:急性期の患者ではパルス投与を行い以下漸減していく
   慢性期の患者に対しては十分量から開始し漸減していく
用量:急性期症状に対し十分量使用する
   慢性期の症状に対しほどほどに使用する

禁忌:本剤の成分にアレルギーの既往のある患者
   医師を信用していない患者

十分注意して投与:
   マスコミ関係者
   代議士の関係者
   ヤクザの関係者
   小児患者の母親
   その他訴訟リスクのあると思われる患者

注意:本剤の漸減中に症状の再燃があることが報告されている。
   その場合は速やかに初回投与量に戻し再び漸減していく。


……なんかもうちょっと面白くする記載事項があればよろしく(笑)
先週末から私生活のほうでも忙しいというのに今週のポリクリは環をかけて忙しい……。
といってもすることが山ほどあって忙しいというよりは朝から晩まで結構長い間病院にいないといけないためという忙しさ。
ようするにその間にすべきことを片付けられないのが原因でしょうか。

今週金曜日にエクストラですが多分義務という先生方のカンファレンスへの参加の予定が入っております。
細かいところとかを確認してみないとですが、
土曜の打ち合わせの前に当事者同士の話し合いをするためにはそれなりの時間に前橋を出たいところです。
とはいえ夜9時半くらいまで嫁さんは帰って来ないので、そのへんにつけばいいんですが……。
友人の結婚式のため広島へとんぼ返りしておりました。
とっても楽しかったですよ~
中身については別スレッドにて詳細に述べたいと思います。
ビデオも撮ったので編集しないといけないしちょっと忙しいかも。

実習のほうも結構夜まであるみたいです。
帰りが遅いぜ……。
でも頑張ります(><)
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