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昨日ですが、
マイケル・ムーア監督の「シッコ(SICKO)」見てまいりました。
TFCなどでも話題になっているようなので、
医療従事者として世界の医療をちょっくら見てみるか、
といった感じで。
日本公開は8月25日だったみたいですが、
群馬公開は昨日9月1日で、
しかも伊勢崎のみでの公開でした。
他の地域では10月公開ってところも多いみたいですね。
朝っぱらから車で伊勢崎に向かうと、
だいたい30分くらいでかなり早く着きすぎてしまいました。
だらだらとぶらぶらとしておりましたが、
MOVIX伊勢崎のあるスーパーモール伊勢崎は
あんまり行くことが無いので何があるのかよくわからず、
平面的にも広いのであんまりうろうろするのも面倒くさく、
結局ぼーっとしておりました。
映画そのものは、
米国医療の悪いところを重点的にとりあげ、
他国の医療のいいところを中心的にとりあげている形で、
どの程度かはわからないにせよ、細かい問題点には目を瞑っているので、
米国の医療が最悪で、
他の西側先進諸国の医療はとんでもなくすばらしいものに見えますが、
国内から見ればいろいろ問題点もあるはずで、
必ずしも公平にとりあげられているわけではないんだろうなーと思いました。
ドキュメンタリーなのでついっかり全部信じてしまいそうなひとは要注意、と
老婆心ながら申し上げておいて、
それを差し引いても国民皆保険って
やっぱり凄い制度なんだなーとは思いました。
フランスの先生の、
「第一に医者として
第二に人間として
第三に患者として
フランスが(アメリカ型保険制度でなくて)よかった」
っていう言葉は印象的。
何の制約もなく自由に患者の治療に全力を尽くすことが出来るということが
素晴らしいことなんだな、とあらためて気づきました。
日本も国民皆保険でよかったのですが、
このまま医療費抑制制度が続くと、いつか
保険診療に文句がつくようになるのではないかと心配です。
(まあ現在でもレセプト審査という文句がついてることは確かですが、今はまだレセプトをつっかえした人間にボーナスが出るようなところまで落ちては居ないと信じたい)
それにしてもイギリスは医療崩壊から立ち直ったんでしょうか。
ヒラのGPで年収2100万とか凄すぎます。
イギリスに住みたいですが、御飯がおいしく無いという話なので、
それならフランスのほうがいいです(ぉ)
イギリスもフランスも医療費の自己負担はほぼないらしいという話でした。
全てにおいてタダなのかはちょっと???ですが。
少なくともフランスは福祉政策が半端じゃなく充実していて
かなり税金はとられていそうなものの、
国の保護で便利に暮らしていける制度が整っているみたいです。
フランスでは市民が国に対して発言し行動することが多く(デモなど)
国を恐怖させることができているから福祉が充実しているのだとか。
国民に言うことを聞かせるには、教育、金、健康、希望を奪ってしまえばいいのだとか、
いうような内容があったように思いますが、
確かにその通りで。
夢も希望もない人が、自分の将来を信じて投票に行って、社会を変えようなんて
思うはずも無い。
顔を上げず、絶望に俯いて、明日に怯えて生きる人々を、
言いなりにすることは容易いはずで、
国民を自由にコントロールする術なのだ、と
まあそんな主旨なのかと思います。
まあ具体的にだからどうしようとかわかるわけではないんですが、
日本の将来も国が国民の夢と希望を奪うような施策に
ならないようにしたいものです。
とか言ってみたりしてな(笑)
マイケル・ムーア監督の「シッコ(SICKO)」見てまいりました。
TFCなどでも話題になっているようなので、
医療従事者として世界の医療をちょっくら見てみるか、
といった感じで。
日本公開は8月25日だったみたいですが、
群馬公開は昨日9月1日で、
しかも伊勢崎のみでの公開でした。
他の地域では10月公開ってところも多いみたいですね。
朝っぱらから車で伊勢崎に向かうと、
だいたい30分くらいでかなり早く着きすぎてしまいました。
だらだらとぶらぶらとしておりましたが、
MOVIX伊勢崎のあるスーパーモール伊勢崎は
あんまり行くことが無いので何があるのかよくわからず、
平面的にも広いのであんまりうろうろするのも面倒くさく、
結局ぼーっとしておりました。
映画そのものは、
米国医療の悪いところを重点的にとりあげ、
他国の医療のいいところを中心的にとりあげている形で、
どの程度かはわからないにせよ、細かい問題点には目を瞑っているので、
米国の医療が最悪で、
他の西側先進諸国の医療はとんでもなくすばらしいものに見えますが、
国内から見ればいろいろ問題点もあるはずで、
必ずしも公平にとりあげられているわけではないんだろうなーと思いました。
ドキュメンタリーなのでついっかり全部信じてしまいそうなひとは要注意、と
老婆心ながら申し上げておいて、
それを差し引いても国民皆保険って
やっぱり凄い制度なんだなーとは思いました。
フランスの先生の、
「第一に医者として
第二に人間として
第三に患者として
フランスが(アメリカ型保険制度でなくて)よかった」
っていう言葉は印象的。
何の制約もなく自由に患者の治療に全力を尽くすことが出来るということが
素晴らしいことなんだな、とあらためて気づきました。
日本も国民皆保険でよかったのですが、
このまま医療費抑制制度が続くと、いつか
保険診療に文句がつくようになるのではないかと心配です。
(まあ現在でもレセプト審査という文句がついてることは確かですが、今はまだレセプトをつっかえした人間にボーナスが出るようなところまで落ちては居ないと信じたい)
それにしてもイギリスは医療崩壊から立ち直ったんでしょうか。
ヒラのGPで年収2100万とか凄すぎます。
イギリスに住みたいですが、御飯がおいしく無いという話なので、
それならフランスのほうがいいです(ぉ)
イギリスもフランスも医療費の自己負担はほぼないらしいという話でした。
全てにおいてタダなのかはちょっと???ですが。
少なくともフランスは福祉政策が半端じゃなく充実していて
かなり税金はとられていそうなものの、
国の保護で便利に暮らしていける制度が整っているみたいです。
フランスでは市民が国に対して発言し行動することが多く(デモなど)
国を恐怖させることができているから福祉が充実しているのだとか。
国民に言うことを聞かせるには、教育、金、健康、希望を奪ってしまえばいいのだとか、
いうような内容があったように思いますが、
確かにその通りで。
夢も希望もない人が、自分の将来を信じて投票に行って、社会を変えようなんて
思うはずも無い。
顔を上げず、絶望に俯いて、明日に怯えて生きる人々を、
言いなりにすることは容易いはずで、
国民を自由にコントロールする術なのだ、と
まあそんな主旨なのかと思います。
まあ具体的にだからどうしようとかわかるわけではないんですが、
日本の将来も国が国民の夢と希望を奪うような施策に
ならないようにしたいものです。
とか言ってみたりしてな(笑)
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